バスケットが大好きなグレースは15歳の女の子。約5年前から私のクリニックに来診してもらってる患者さんです。

彼女のケースは、両足の外反母趾。子供のころからもっている外反母趾のケースです。

外反母趾の多くのケースは、短期間で、すさまじく回復して、まっすぐになることは、なかなかなりませんが、

ゴールは2つ。

1.まずは、徐々に悪くなっていく傾向をストップさせること。

2.そして、少しでも回復するように、体によりファンクショナルな動きに再教育させること。

グレースのように、子供からの外反母趾はまれです、体のどこかに原因があるのは確か。グレースの場合は、仙骨に問題があり、歩くことを学ぶ過程で悪くしたように思われます。

私のクリニックでも2-3人過去に外反母趾の手術をした患者さんがいます。

手術で、足の指をまっすぐにするのはいいのですが、その関節はほぼ動きがなくガチガチになってしまうのが現状です。

つまり、ファンクショナルな足の指の動きとは、程遠いのです。

外反母趾が起こりやすいのは、女性。

なので、今回は女性の視点にたってこのブログを進めていきたいと思います。

1.女性の骨盤は、お産のために(男性と比べて)広くなっています。

2.広い骨盤は、歩くときに、ひざが内側に入りやすい状況を作ります。

3.内側に入ったひざの影響で、足自体が歩くときにオーバープロネ-ション(母指球に異常なストレスを与える歩き方)を起こします。

4.その動きを何度も繰り返すと、親指が外側を向き外反母趾となります。

 

その他のリスクファクターとしては

  • ハイヒールを頻繁にはく(それによりオーバ-プロネーションにさらに拍車をかけます。)
  • 過去に、足首を内反捻挫したほうに、外反母趾が悪い傾向にあります。
  • そり腰・でっちりの女性は両足に外反母趾を持つ傾向にあります。(腰椎が仙骨の急激なアングルによっておこります)

Foot in high heel x-ray

このように、外反母趾は、足の指の問題ではありますが、体の色々な部分が原因となって、時間をかけて徐々に起こります。

なので、健康を考える面でもっとも大切なことは、

木を見ずに、森全体を見ることが大切です

症状だけにとらわれてしまうと、本当の原因の解明にはなりません。

次回のブログでは、予防方法、対策方法について述べたいと思います。

Be Healthy! Be Happy!

広告